メディカル事業 医薬・医療系技術職
「この道を選んでよかった」「この仕事をしていてよかった」と思える瞬間のために、情熱を燃やせる方は、是非一緒に仕事をしましょう。
メディカル事業 医薬・医療系技術職 開発部門マネージャー職
旭化成メディカルは透析器などの医療機器を製造・販売することで、透析患者様や難病に苦しまれている患者様のQOL(Quality of
Life:生活の質)向上に貢献し、患者様の生活を、病気になる前の生活に戻すことを目的としています。
当開発部は、患者様や医療従事者様の声に応える新製品を弊社独自の技術を駆使して創り上げ、臨床現場に届けることを業務としています。その中で私たちは、臨床現場を実際に訪問し、自分の眼でニーズ・課題を見つけ、コンセプトを創造し、製品として実現していくプロセスを担当しています。頭(有効性/安全性をロジカルに考え抜く)・手(臨床を模擬できる実験を実現する)・足(臨床現場、製造現場に何度も行く)をフル活用して幅広い業務をこなくしていくため、多様な経験ができます。
旭化成の強みの根底には、「現場の声を大切にする」という考えがあります。
旭化成の良さは「誰でもプロフェッショナルを目指せる」環境があることだと思います。年齢や立場、経験年数に関係なく「自分は担当者としてこう思う」という意見を必ず聞いてくれる風土があります。自主性を尊重する上司が多く、「これがやりたい」という声が最初から否定されるケースはほとんどありません。根底に現場の声を大切にする」という考え方があるからだと思います。
我々は技術開発部として「自分たちは医療機器の設計者だ」というプロ意識を持って仕事をしています。それが製品全体の設計図ではなく、一部分の設計であっても「患者さんの安全を守るためにこうすべきだ」とか「ここは譲れない」という発言を必ず尊重し、みんなで議論しながら進めます。この環境こそが旭化成の強みだと思います。
技術者にとって誰かの“いのち”に貢献することは、究極のやりがいだと思います。
自分が携わった製品が臨床現場で使われ、ほんの少しでも「自分が世の中を変えた」ときに、大きなやりがいを感じます。また、臨床現場を訪問した際、透析患者様や難病患者様から感謝や激励の言葉をいただくことがあります。そんな時に「ああ、この仕事をやっていてよかった」という充実感を心の底から得ることができます。
医療機器開発はチームで実施するため、苦しい状況を仲間と乗り越えたときや、成功したときの喜びを仲間と分かち合えることも、大きなやりがいに繋がっています。自分の技術で、誰かの"いのち”に貢献するということは、技術者にとって究極のやりがいになると思います。
ヘルスケア関連のバックグラウンドがなくても、「患者様や医療に貢献したい」という熱意・エネルギーがあれば、自らの強みを活かせる場がきっとあります。「自分がこの道を選んでよかった」「この仕事をしていてよかった」と思える瞬間のために、情熱を燃やせる方がいましたら、是非一緒に仕事をしましょう。
新しいことに挑戦するチャンスが誰にでもある点が、旭化成の特徴だと思います。
メディカル事業 医薬・医療系技術職 開発担当
前職では臨床現場で血液浄化業務に携わっており、旭化成や他社医療機器製品のユーザーでした。実際に日々医療機器を使用していると、モジュールや装置の改善点が数多く見えてきます。もっと患者様や医療従事者のニーズを反映させた製品が欲しいという気持ちが、いつの間にか自らの手で医療機器を開発してみたいと考えるようになっていました。そんな時に旭化成メディカルの医療機器開発に関するキャリア採用情報を見つけて応募し、入社しました。
臨床現場のニーズを取り入れた製品開発のため、全国を飛び回りました。
実際に入社して感じたことは、臨床現場から開発現場が遠く、臨床現場でのニーズを反映させるのが難しいということでした。そこでニーズのギャップを埋めるために、私たち開発部隊が学会や医療従事者から製品における課題やニーズの情報収集をするため全国を飛び回り、そこで得た臨床現場のニーズを開発現場にインプットし、技術課題を抽出した上で解決手段の技術的検証を行う、という活動を行ってきました。
現在は、実際に申請業務のテーマリーダーとして携わりながら、製品を世に出すために必要な設計開発に関する知識を習得しています。医療機器の開発に携わるということは、その分責任も重くのしかかります。しかし、自分で立案し計画を立てて行ったイン・ビトロや臨床研究で得たデータが、申請を行う際に安全性・有効性を担保する為のデータとして、製品開発に役立った時は、非常にやりがいを感じます。
充実した教育体制のおかげで、自信を持って業務を行うことができています。
正直なところ、入社するまでは臨床現場から開発現場へと職場が大きく変わり、自分自身がやっていけるかどうか不安だらけでした。しかし入社後は、自分が得意とする分野は業務の中で伸ばしてもらえ、不得意な分野や知識が不足している分野には、しっかりとした教育体制の下で自分の習熟度に合った教育を受けることができ、今は不安なく業務を行うことができています。
また、部長やグループ長や、社長であっても、社員同士がお互いに~さん付けで呼び合っていることに入社当時は驚きました。しかし、この社風のおかげで、会議などで議論をする際、新人であっても自分の意見を言いやすいです。
自分の経験を活かせる点があれば、新しいことに挑戦する価値は十分あります。
私の場合、前職が臨床現場で現職が開発現場と、かなり畑違いな転職なので他社との比較は難しいですが、旭化成の特徴としては、新しいことを始めるチャンスが誰にでもある点だと思います。社会的貢献性・事業性が認められる事業であれば、きちんと認めてもらうことができます。
実際に、旭化成メディカルでは若手が立案した新事業に関するプロジェクトが認められ、組織化された実績もあります。また、このように経営管理職の方の豊富な経験からの判断力と、若手社員や外部からのキャリア入社社員の新しい発想を、お互いに尊重し合うことで、事業として具体化できるところが旭化成の強みだと思います。旭化成で、少しでも現職での経験を活かせると思う点があれば、新たなことに挑戦する価値は十分にあるかと思います。