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- 延岡と旭化成
BIRTHPLACE旭化成発祥の地
宮崎県延岡市
延岡市は、九州・宮崎県の北部に位置する、県内有数の工業都市です。市内を車で回ると、いくつもの旭化成の工場が建っているのを目にします。旭化成は、この延岡の地で生まれました。
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人口
118,450人
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面積
868 km²
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人口密度
134人/km²
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年間平均気温
17.0℃
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降水量
2,709.2/年
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日照時間
2,139.1時間/年
※人口、面積、人口密度…令和2年度時 ※平均気温、降水量、日照時間…過去11年間平均
参考資料:令和3年版 延岡市統計書
DEVELOPED旭化成とともに
発展してきた延岡市
延岡市は東九州に位置する、九州で2番目に広い面積を有する街です。
九州山地を背に、海沿いは太平洋を臨む日向灘に面しており、海岸線の美しさと広大な山野は自然景観に富み、きれいな空気と青い海、そして緑に囲まれた美しい環境をつくっています。また南九州特有の温暖な気候で一年を通して過ごしやすく、自然と街が程よい距離感で寄り添い合う暖かな街です。
もともと城下町であった延岡は、田園地帯が広がる人口6万人程度の農業を中心とした地域でしたが、旭化成グループの事業拡大とともに人口が増加し、約12万人の人口をもつ東九州の中核都市へと発展してきました。高さ180mを誇る旭化成のシンボルである赤と白の煙突は、延岡を象徴するランドマークとして定着しており、街のどこに居てもその姿を見ることができます。
「この土地を工場のために譲ってほしい」“延岡新興の母” 野口 遵
旭化成の創始者、野口 遵は、大正時代、工場施設の候補地を観察するため延岡を訪れました。 野口は、街全体を見渡せるという愛宕山の頂上から、五ヶ瀬川や大瀬川から豊富な水が手に入ること、田んぼや畑が広がっていて広大な土地が確保できることなど、延岡が工場建設に適した場所であることを確信しました。
野口は愛宕山の頂上からステッキで市内をぐるりと指し、「この土地を工場のために譲ってほしい」と地元村長や村会議員に伝え、地元側の協力もあり延岡への工場進出が決定しました。その後野口の提唱により、恒富村や岡富村などが合併して延岡町が発足し、後に現在の延岡市となりました。こうして延岡市の誕生に深く関わったことから、野口は“延岡新興の母”と呼ばれています。
PRODUCTION BASE旭化成グループ
最大の生産拠点
延岡地区は、日向地区とともに旭化成グループ最大の生産拠点として現在も発展を続けています。生産品の種類は幅広く、また、「生産量」が世界NO.1の製品も数多く生まれています。
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繊維事業
環境と人体への影響に配慮し独自製法で造る人工皮革ラムース®や、天然繊維と化学繊維の良さを兼ね備えたベンベルグ®等の製造をしています。
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ケミカル事業
当社の技術力が活かせるフィールドである基礎化学品の製造をはじめ、日々の暮らしに寄りそう製品の素材を製造し提供しています。
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エレクトロニクス事業
磁気センサーに代表される化合物半導体技術やLSIに代表されるアナログ/デジタル混載技術を特長とする様々な製品を提供しています。
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医薬事業
人々の健康の保持および増進に資する商品に関わる医薬品原薬(APIs)や医薬添加剤、医療材料を世界に供給しています。
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医療事業
医療機器である人工腎臓の器内に入っている中空糸づくりから、本体の組立を一貫して行うことで製品の品質向上と安定供給に努めています。
主力製品
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イオン交換膜法食塩電解プロセス(Aciplex™/Acilyzer™)
イオン交換膜法食塩電解プロセスは、イオン交換膜を使用して食塩水を電気分解し、塩素と苛性ソーダを生産するシステムです。
従来の水銀法・隔膜法に比べて有害物質を使用せず、省エネルギーである点が高く評価されています。 -
セオラス®
セオラス®は、ユニークな特性と卓越した品質の結晶セルロースで、医薬品添加剤用途に幅広く使用されています。
特に粉末として使用されるUF・KG・ODグレードは、粒子設計技術で旭化成が独自の開発した高機能結晶セルロースです。 -
プラノバ™(ウイルス除去フィルター)
1989年に、世界で初めて生物学的製剤からウイルスを除去するために開発されたセルロース製中空糸型フィルター「プラノバ™」は、
ウイルスろ過業界のリーダーとしての確固たるポジションを有しています。 -
ハイポア™ (リチウムイオン電池のセパレータ)
「ハイポア™」は旭化成のポリオレフィン製平膜で、
リチウムイオン電池のセパレータ等のハイテク分野を中心に、様々な領域で使用されています。
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