医薬品承認申請を品質面から担う
CMC薬事を目指すことに。
大学院まで有機化学合成を専攻していた私は、2000年に旭化成ファーマに新卒入社後、原薬の合成プロセスの研究開発に従事。品質頑健性維持を目的とした製造プロセスの研究などを任されました。その後、2006年からは製剤の製造プロセスの研究開発に従事しました。10年以上にわたって製造プロセス検討を担ってきたことから、このまま実験室や製造現場に軸足を置いた研究者のキャリアを歩んでいくものと考えていました。
ところが2014年に入って、それまで全く経験したことがなかった注射剤の承認申請業務にアサインされたのです。当初は注射剤の技術や承認申請に必要なノウハウなど持ち合わせていなかったため、技術や薬事ルールを早く理解して承認を通すことだけで精一杯でした。
そして2016年になり、今度は医薬生産管理部に配属。こちらでは医薬品の製造所追加の全体マネジメントを担いました。その際に、承認申請に向けてどのような品質管理体制を築くべきかについての相談で薬事部門と深く関わり、研究開発部門や生産部門が薬事を知ることの意義に気付きました。
そして、それをきっかけに医薬品の品質管理に特化した専門的な薬事領域であるCMC薬事を担いたいと考えるようになりました。