1つの領域を深めることも大切だが、
新たに芽吹いた他への興味が専門性を広げる。
私は大学の薬学部時代から修士課程、そして新卒で入社した外資系製薬会社研究所を経て旭化成ファーマに転職するまで、非臨床の薬物動態領域で専門性を究めてきました。その非臨床に専門特化したキャリアに自ら一石を投じることになったのは、前職4年目の国立大学への研究生としての出向でした。そこで臨床薬理業務に従事している人たちに出会ったことで、それまでの薬物動態に基づいたヒトへの安全性や薬効に関する予測業務だけではなく、実際にヒトを対象に答え合わせを行い、さらにその先の段階を目指す臨床業務に興味を持ったのです。
その後、2009年に旭化成ファーマに転職したのですが、その際に希望したのは臨床薬理部門への転身でした。それから約15年、様々な開発候補品を対象に臨床薬理業務とM&SおよびTRを担当してきました。2016年からは臨床薬理グループのリーダーとなり、部下たちの業務をマネジメントしています。