お客様や現場との距離が近いからこそ得られるやりがいがある
品質保証部門 製造所勤務
2019年1月 キャリア入社
異業界の品質保証にチャレンジする
ことで自分を成長させたかった
新卒で電気部品メーカーに入社し、製品検査や新機種量産立ち上げ支援、品質改善活動、顧客対応、QMS事業局業務、さらには海外工場での品質改善や顧客監査も担当するなど、品質保証に関連する幅広い業務に携わってきました。転職を考えたのは、部品メーカーでの品質保証を一通り経験したこともあり、材料メーカー、あるいは最終製品メーカーの仕事にチャレンジしたい気持ちが高まったからです。また、私も妻も九州出身で「いつか夫婦で九州に戻りたい」という思いがあったもことも理由の一つでした。様々な企業を検討しましたが、全社を挙げて品質保証活動に取り組む体制があり、自分の経験を活かしつつ能力を高められるフィールドがあると感じたのが旭化成でした。さらに言えば、九州(延岡)に支社・工場があったことも決め手になったと思います。30代後半での入社となりましたが、入社後1年間は数多くの研修や講習会に参加する機会があり、幅広い知識を習得することができました。
製造現場の品質保証部だからこそ
可能な
スピーディーな顧客対応
入社から現在に至るまで、延岡工場内の品質保証部門に勤務しています。入社1年目はレオナ樹脂の品質保証に関わる顧客対応や納入仕様書の締結を担当し、入社2年目以降はリーダーとして納入仕様書の締結事項の整合性や遵守のチェック、改善活動などをメインで担当しています。2021年10月には高度専門職(エキスパート)にも任命されました。旭化成には各事業部や各地区に品質保証部門があります。製造現場に品質保証部門があることにより、現場・現物・現実の三現主義によるスピーディーな対応が可能であり、高い顧客満足につながっていると考えています。また、各地区のリーダーとは密にコミュニケーションを取り合っており、お互いの施策や取り組みを頻繁に共有しています。他の工場の取り組みを知ることは刺激になりますし、「自分たちも負けていられない」と感じさせられることも多く、仕事のモチベーションにもなっています。
品質保証の知識・考え方さえ持って
いれば異業界出身でも活躍できる
旭化成は歴史のある会社ですが、品質保証の考え方が製造所や現場レベルにまで徹底的に浸透しているかというと、まだ改善の余地があります。私が延岡に着任した際には、まさにゼロからのスタートでしたが、現場の方々に少しずつ品質保証の考え方を理解していただき、現場の業務やプロセスが変わっていくこと自体にやりがいや楽しさを見出していました。「未完成だからこそ挑戦のしがいがある」「たくさんの課題を解決する仕事ほど楽しい」という方は、ぜひ旭化成の品質保証にチャレンジしてほしいと思います。私は電気部品メーカー出身なので、入社当初は「畑違いの化学業界で上手くやっていけるだろうか」と多少の不安も感じていました。ですが、入社後の基礎教育も充実していますし、品質保証に関する基本的な知識と考え方さえ持っていれば、充分に活躍できると身をもって実感しています。
また、旭化成の製造所は様々な場所にありますが、延岡は子育てには最高の環境です。自然に囲まれた土地で食べ物も美味しく、交通手段や買い物に困ることはありませんので、家族と一緒にゆったりした暮らしを送りたい方にはオススメです。
※組織名・部署名・役職等は2022年2月取材実施時のものです。