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募集
要項

「品質基盤の強化」と「お客様への価値創造」その両輪を回していく 執行役員
品質保証担当 兼 品質保証部長
仲二見 裕美

様々な人財が活躍できる
多様性のある組織を作りたい

旭化成グループの全事業部を束ねる品質保証部は、2016年に発足しました。それ以前にも各事業部や事業会社ごとの品質保証部門は存在していましたが、新たにグループ全事業を統括する品質保証部を設けることで、全社における品質体制強化、人財育成・教育を推進してきました。2019年以降は中期経営計画に基づき、各事業・各部門における品質基盤の構築に注力してきましたが、今後はさらなる基盤強化に加え、海外拠点との連携や品質方針の共有を進めていきます。
旭化成の品質保証部門には、多様な人財が活躍できる幅広いフィールドが存在します。本社品質保証部には、品質保証グループ、製品安全グループ、品質保証企画グループ、薬事・信頼性保証グループの4つのグループがあります。マテリアル・住宅・ヘルスケアの各事業領域や各製品ごとにも品質保証部門があり、連携しながらお客様の要求に適した製品・サービスの提供を行っています。
品質保証の知見をベースに、化学や法律、製品に関する知識、マネジメント力、現場における経験など、今後もさまざまな知識・経験を持った人財がチャンスを得られる多様性のある組織を作っていきたいと考えています。

旭化成グループ全社員に向けた
全員参加型の品質保証活動を推進中

中期経営計画に基づく品質保証基盤の構築開始から3年が経ち、現在では各事業部・各部門がお客様に対して安心・安全を確信できる品質を提供できる体制が整ってきました。そこで今後は品質基盤の強化を継続するとともに、お客様に対して新たな価値を創造していく活動も進めていきたいと考えています。お客様に「誠実」な品質を提供し、お客様と新しい顧客価値を「創造」し、新しい世の中に「挑戦」しながら貢献していくために、品質基盤の強化とお客様への価値創造の両輪を回すような活動をイメージしています。そのような活動は本社品質保証部や、品質保証・品質管理に関わる社員だけで完結できるものでもありません。私としては、約4万5000人の旭化成グループ全従業員一人ひとりがお客様に対して真剣に向き合うことで大きな力が生まれると考えており、全員参加型の品質保証活動に力を入れています。そのような取り組みの成果が現れてきているのか、最近ではスタッフ部門の社員もQC検定を受験しているという報告を受けており、たいへん嬉しく思っています。

伝えるべき情報を、伝えるべき人に、
いかにして伝えるか

各事業部門の品質保証責任者が集まる品質保証推進者連絡会では、本社と各事業部門が互いの品質保証活動を報告するとともに、事故やクレームなどの事例共有を行っています。最近では各事業部門が進めている前向きな取り組みについても積極的に共有しあうことで、成功事例やノウハウの横展開が進むようになりました。品質を守るためには「伝えるべき情報を、伝えるべき人に、いかにして伝えるか」が重要です。経営層や品質保証責任者のみが情報を知っていても意味がありません。実際に製品を開発・製造し、取り扱っている現場の社員に対して情報を届けることが大切であるため、私たちは様々なツールを利用して積極的に情報発信を行っています。旭化成の品質保証活動は、国内・海外の多数の拠点と一緒に進めていくことになります。多くの人々と出会って知識や情報を共有し、事業推進になくてはならない品質保証の基盤を固め、多くの社員に伝えていく醍醐味、さらには旭化成の事業のみならずお客様の事業成長に貢献する充実感も得られるはずです。 ※組織名・部署名・役職等は2022年2月取材実施時のものです。