ワークライフバランスを整えたいと思ったからです。前職では、ちょうど世代交代を迎えていたためベテランから若手への技術継承・業務継承が急ピッチで行われており、通常業務に加えての対応にかなり無理を感じていました。

仕事の性質上、どうしても官庁への細かい申請や報告・対応が業務の最優先事項となり、残業や出張で家を空けることが多く、家族との時間が確保できず……。世間の風当たりや社内の雰囲気的にも明るい未来を抱ける感じではなく、キャリア的にこれ以上長くいるとますます辞めづらくなるので、転職を決断しました。

電気が専門だったのですが、会社都合で機械系の業務を中心に担当することとなり、なかなか専門性を活かせなかったことが転職のキッカケとなりました。また、業務のやりとりや進め方が属人的だったため、もっとチーム全体で取り組める環境で仕事をしたいと思っていました。

「このままでは、この会社でしか通用しないプロセスエンジニアになってしまうのではないか」と不安に思ったのがキッカケです。エンジニアとしての知識・経験を広げられ、大きな成長を感じられる環境を探していました。

国内の鉄鋼業界は鋼材需要が減少し、工場閉鎖なども……。このままではエンジニアとしての自分の価値・居場所を失うではないかという不安から、転職を考えるようになりました。数ある転職先候補のなかでも、樹脂や建材、電子部品など様々な製品を作っている旭化成は、エンジニアとして様々な製品工程に携われ、技術力・視野を広げることができる環境として魅力的でしたね。

心身ともに働きやすくなりました。例えば残業時間が月40時間を超えないよう上司が勤務実績を管理するなど、勤怠管理がしっかりしています。前職ではわからないことがあっても聞きづらいこともありましたが、旭化成では「わからないことがあったら何でも聞いて」と声をかけてもらえています。

上司や先輩社員との距離が近く、風通しの良さを感じます。また、これは旭化成というより宮崎県民の特徴かもしれませんが温厚な方が多いですね。自分と同じようなキャリア入社者が多いことも安心要素になっています。

自分の専門性を活かした電気系の業務に主として取り組めています。仕事の進め方についてもこれまでのやり方にとらわれることなく、非合理に感じたものは「こうしていきませんか？」とフラットに提案でき、良いものはすぐチーム全体で取り入れてもらえます。

エンジニアとしての引き出しを増すために、旭化成は絶好の環境です。特に私が所属している部署はキャリア入社者が多く、同じエンジニアでも開発系出身者や設備系出身者、運転の出身者などバックグラウンドは様々。だからこそ「こんなアプローチがあったのか！」と、他のエンジニアから刺激をもらえています。

「任せてもらえる環境」と聞いていましたが実際そのとおりで、最重要課題とされるプロジェクトの主担当を入社早々に任せてもらいました。研修を終える前からこのプロジェクトにアサインされたのには驚きましたが、全くの別業界から入社した自分にこんな難易度の高い業務を任せてもらえたのは嬉しかったですね。まわりからの支援も手厚く、自己成長をすぐに実感できました。

現在は石油化学プラントの運転を担当しています。前職では石油精製のプラントの運転業務に携わっていたので、前職での運転知識や技能がほぼそのまま使えています。製品に対する規格は、前職より現在のほうが厳しく、その分精密な運転管理技術、例えば温度管理や成分管理が必要で、スキルアップにつながっていると感じています。

原子力発電所の再稼働対応の工事管理の経験や、官庁対応の経験も活かせています。同じ発電所といっても原子力と水力では異なりますが、法律上の届け出や建設工事の進め方は基本的に同じ。前職では携わってこなかった法律や設備が多く、知識のキャッチアップは必要ですが、情報の読み解き方はこれまでと同様だと感じています。

前職の経験は様々なシーンで活かせています。製鉄所より扱う電力は小さくなりましたが、工場の大動脈を担う電気設備の更新だけでなく、組み立てロボットの細かな制御まで担当していて、電気エンジニアとして携わる幅が広がりました。

前職ではプラントの運転から設計まで実際に現場で手を動かしていましたが、今の部署での仕事は自分たちで製造現場を持たないライセンス事業におけるエンジニアリングです。そのため、実際の運転やトラブルなどを想定する上で、前職の現場経験は大いに役立っています。

鉄鋼製品の製造プロセスと似たマテハン系のラインもあり、また共通する機械要素も多いので、前職での設備開発・設備保全・エンジニアリングの経験や機械安全の知識はそのまま活かせています。

「旭化成は家賃手当などの福利厚生が手厚い」という話は前職の時から聞いたことがありました。ただ業務に関しては、運転するプラントの事前情報がなく、どのようなプラントで、どのような運転レベルのものなのか、がわからないので正直不安はありました。

旭化成といえば、宮崎を代表する大企業。グローバルに何でもやっていて、挑戦的な風土というイメージがありました。

物理は得意でしたが、化学は苦手でした。得意な分野が異なるので、化学メーカーでやっていけるか不安でしたし、そのうえメディカル系製品となるとわからないことだらけ。また、前職でまわりにキャリア入社者がいなかったこともあり、キャリア入社者は新卒入社した社員に比べて、昇進・昇格に不利があると思っていました。

正直なところ、転職活動に際して特に企業研究等はしていませんでした。エージェントの方から「ボトムアップな社風で、これまでの経験を活かせる」と聞いてなんとなく応募をしたという感じです。良くも悪くも大企業、くらいしか旭化成のイメージはありませんでした。

前職では鉄を製造する圧延・連続焼鈍・メッキ工程などマテハン系の設備を担当しており、化学プラントの知識が全くありませんでした。旭化成は化学プラントというイメージが強かったので、これまでの経験がどう活かせるかは不安でしたね。

業務内容はある程度想定していたとおりで、自分の持っているスキルが活かせました。それよりも部門対抗の駅伝大会や運動会、納涼祭などの会社行事が多いのに驚きました。その影響もあってかフレンドリーな人が想像以上に多いと感じています。

「現場からの提案を求められるボトムアップな社風」という点は前職と異なるかもしれません。自分も何か提案しなければ！ とプレッシャーも感じました。「旭化成は挑戦を歓迎する風土」と聞いていましたがまさにそのとおりで、全部で6つある水力発電所の改修のうち1つの発電所の主担当を入社早々に任せてもらいました。

不安は杞憂でした。入社後3週間の研修があり、業務や旭化成ついて理解を深められました。研修で、他の部門のキャリア入社者と交流できたのも良かったです。活躍しているキャリア入社者も多く、新卒入社かキャリア入社かで評価に差を感じたことは一切ありません。

予想以上に、社員に親切な会社だと感じています。キャリア入社者に対する教育が手厚く、入社後は約2週間の研修を受けました。面倒見の良い先輩も多く、仮にこちらが受け身だとしても、必要な情報をどんどんインストールしてくれます。

化学プラントだけでなく、マテハン系のラインもあり、これまで製鉄ラインで得た知識・経験を活かせるフィールドは多いです。前職と比較すると各工場の規模は小さいですが、細かく分業化されていないため設備を広く担当することができ、様々な関係者とともに仕事を柔軟に進めることができています。

通勤圏内は駐車場の料金が高いので、車を持ち辛いこと。また、担当している工場の定期修繕が毎年秋のため、地元の秋祭りに帰省できないことです。

まわりの関係者は、私が一連の業務をすでに理解していると思って話をしてくるので、最初は負担が大きいとも感じました。前職では業務を縦割りにして、それぞれ違う部署でやっていた一連の仕事を、旭化成では全てに関わってやっています。

前職では「上司から言われたことは絶対」な会社だったので、最初は「こんなフランクに意見してよいのだろうか？」という戸惑いはありました。ただ旭化成に来て、会議が長かったり、スケジュール調整が煩雑だったりと、まだまだ非効率さを感じる場面もありますので、これからもガンガン意見していこうと思います。

最初に困ったのは、人や部署を知らないので、誰に何を聞けばいいのかがわからなかったこと。とはいえ、これはどこの会社に転職しても同じだとは思います。それ以外では、仕事を進めるなかで、意外と上司の確認や同僚との情報共有を図るプロセスが多いことです。前職でその辺りはかなり自由にやっていたので、慣れるまでは少し苦労しました。

入社直後は知っている人がいなかったり、社内ルールも理解していなかったりで、どう仕事を進めていいかわからず惑いました。特に、私が担当している事業は危険物を扱うので、工事工程が独特で安全関連も厳しくチェックされるので。ただ少し慣れてくると、まわりのメンバーが教えてくれるし、協力もしてくれるので、スムーズに仕事を進められるようになりました。

転職してからは、オンオフをはっきり分けることができるようになりました。趣味でダーツを始めて休日によくやっています。また、川崎駅前にフットサル場があるので、個サルに参加することも。オススメは川崎駅前にある某大型ショッピングモール。行けば大抵の物が揃います！

休日は家族ととにかく一緒に過ごすようにしています。買い物に行ったり、公園に行ったり。休日の食事は基本的に自分が担当しており、それもいい気分転換になっています。高千穂牛（和牛オリンピック日本一！）や野菜を格安で購入できる店が職場近くにあるので、立ち寄っては週末の食材を仕入れています。

大分勤務なので温泉はもちろんですが、食べ物がおいしいことや、季節を感じられる場所が近くにたくさんあるのが気に入っています。海や山のレジャーも楽しみやすいし。また、首都圏のような渋滞もありませんね。

瀬戸内の島旅。芸術の島やサイクリングの島など楽しみ方が色々あって楽しめます！ また、単身赴任なので、休みに自宅へ帰るのを何よりも楽しみにしています。

勤務地は茨城県境町ですが、住まいは埼玉です。休日は越谷や新三郷のショッピングモールに家族で出かけています。大きな公園が多いため、子供を連れて行って一緒に遊んだりしています。まわりの社員は私のように埼玉に住んでいる人が多く、近くに大型の商業施設もたくさんあるので、休日に家族と出かけるには最適です。

職場風土として「わからないことは聞く」というのがあります。些細なこともでも相談しやすく、キャリア入社でも馴染みやすい環境だと感じています。また、福利厚生が充実しているのもありがたいですね。

職場の雰囲気や上下間・部門間の風通しが良く、人柄が温厚な方が多いため、働きやすさに満足しています。もちろん時には厳格さも必要だと思いますので、そこは良い意味で、前職で良い経験をした私がチームにメリハリを意識づけしていきたいと思っています。また、前職から給与がかなり上がったこと、手当などが手厚いことで、当初はこんなに貰っていいの!? とさえ思いました。

納得のあるアサインがあって、楽しく仕事ができていることが良かったと感じる瞬間です。自分の時間も増えましたし、仕事以外のことに目を向ける余裕もできました。あと驚いたのは、全国から担当者が集まって開催される報告会の発表を、入社早々に任されたこと。ボトムアップな社風をまさに体感しました。

親切な人が多く、転職後の教育が手厚く、わからないことはスムーズに解決できること、が一番ですかね。あとは、女性も働きやすい環境だと感じます。私の知っている範囲にはなりますが、産休や育休を取られた女性社員も、皆さん元々の職場や業務にスムーズに復帰されているようです。

すぐ思いつくことで言えば3つですかね。誠実で温厚な社員が多く働きやすいこと、手当や保険などの福利厚生が手厚いこと、1分単位で残業時間がついておりサービス残業がないこと。

トラブルや問題が起こった際、課内みんなで迅速に対応にあたるところ。「プラントは一人で運転するものではなく、みんなで運転するもの」という意識が浸透しています。あとは、旭化成独自の技術で、他にはないプラントを運転しているところが自慢ですね。

脱炭素化に貢献する水力発電に携わっていることです。100年前に建設され旭化成を創業以来支えてきた水力発電所の大規模改修工事という責任ある仕事をしています。法律・地域行政・協力会社さん、関連・工事の設計や管理・予算・固定資産など、改修工事に関わる業務を一貫してすべて経験できるのがポイント。前職では業社さん頼りだった設備設計にもかなり踏み込んでいます。

一人ひとりのメンバーが、何かしら抜きん出た専門性を持っています。人にアドバイスを求める、聞きに行くという風土が根付いているので「この件はあの人に聞いてみよう！」といった会話がよくなされていますね。そのうえで、特定の誰かに仕事が押し付けられるのではなく、互いを尊重し合う職場であることが誇りですね。

私たちの部署は、幅広い仕事に取り組む機会があることが魅力です。例えば私の場合、入社当初は客先でプラント設計の技術を売る「技術コンサルティング」業務を担当し、その後、開発寄りの業務にも携わっています。ビジネスライセンス事業のなかで、様々な役割の仕事に取り組むことができるので刺激があり、エンジニアとしての幅を広げることができます。

特に安全には細心の注意が払われています。危険物や毒劇物を扱うプラントがありますが、安全な環境があり、さらにその安全性を強化していくことが求められます。また、積極的に技術開発に取り組んでおり、最新技術にチャレンジすることができることも魅力の１つです。

あなたの「やりたい」を、ぜひ旭化成で叶えてください。社員一人ひとりの「やりたい」を歓迎してくれる会社です。ついでに言うと、旭化成は“アソビカセイ”と言われるくらい社内行事も盛んで、とにかく馴染みやすい環境ですよ。

どの会社に転職しても、全てが前より良くなる、ということは稀だと思います。ただ、総合的に見て自分としては「旭化成への転職が失敗だった……」とはならないと思います。きっと良いチャンスになりますよ。

キャリア入社した一個人の意見として「ここで働くことに後悔がない会社だ」と思っています。もし興味があれば、あれこれ迷うよりもまず挑戦してみてください。そんな人をうちの会社は求めているように思います。

実際の仕事や職場についての話を聞いてみないと、転職先候補として選ぶことはできないと思います。そういった機会やルートを探してまずは一度、話を聞いてみてはいかがでしょうか。

応募前は「旭化成＝化学プラント」のイメージが強く、自分の働くイメージが持てませんでした。たまたま、キャリア採用向けのオンライン説明会に参加し、建材事業や業務内容を知り応募しました。旭化成は様々な事業を展開していて、様々な種類の工場があります。これまでの経験を活かせる分野があると思います。