社員インタビュー(プラントエンジニア)

INTERVIEW メンバーインタビュー01

エンジニアリング会社から、オーナー側に転職。
業務範囲が広がり、働き方も大きく変わりました。

プラントエンジニア 担当
※2019年キャリア入社

プラント建設に1〜10まで関わり、もっとスキルを磨きたい。

海外で働きたいという夢を持ち、新卒ではエンジニアリング会社に就職。海外プラントの基本設計や試運転サポートなどを担当し、入社2年目の時には希望通り海外赴任も経験しました。
転職を考えた大きなきっかけは、3年目の時に国内メーカー向けの化学プラントのプロジェクト管理を任されたこと。やりがいはありましたが、プラント建設業務全体を10とすると、エンジニアリング会社として携われるのは4〜8あたり。1〜3である最初の構想・企画や計画策定、基本設計などは全てお客様であるプラントオーナー側で決定した上で進められるので、「もっとこうしたら良いのに」と思っても覆すことは難しく、もどかしさを感じることがありました。また、最後の9〜10は試運転や稼働後のトラブルシューティングになりますが、実際に動かしてみてわかることがたくさんあるもの。大変な業務という印象で、だからこそ一番力が磨かれると感じ、1~10まで関われるオーナー側の立場でプラント建設に携わりたいと考えるようになりました。
あとは将来の結婚を見据えて、働き方を変えたいと思ったのも理由の一つです。プロジェクト単位で転々とする生活をずっと続けていく未来が自分の中には描けなかったので、できるだけ一つの場所に腰を落ち着けられる環境を選ぶことになりました。

旭化成の安定した経営基盤、家庭を大切にできる働き方も魅力。

前職で化学プラントの経験を多く積んだことから、化学メーカーを希望。旭化成には大学時代の知り合いが働いていたので、具体的な仕事内容、出張や転勤の頻度、残業や休日出勤の実態、若手からベテランまで幅広く活躍している部署の雰囲気など、詳しく話を聞き、希望が叶う環境だと感じたことを今でも覚えています。また、旭化成は事業多角化により複数の収益の柱を持っており、経営基盤が安定していることも大きな魅力でした。
入社後は、川崎製造所のプラントエンジニアとして、企画から設計・施工管理、試運転まで一気通貫で担っています。直近では新規の自動車の外装材の研究開発兼生産設備の設計、プロジェクト管理、立ち上げをエンジニアリング部門の責任者として経験しました。初めて取引する海外メーカーへの機器発注、新型コロナウイルスによる納期遅延など、非常に難易度の高いプロジェクトでしたが、無事に予算内でプロジェクトを終えることができ、達成感を感じています。
仕事をする上での意識で、転職後に大きく変わったのは、「プラントを使う人のことをどれだけイメージするか」という点です。傍らには製造部門がありますので、密にコミュニケーションを取りながら、安全で使いやすいものを追求していける。そして、稼働後も使う人の声を聞きながら、より良いものへと改善していけるのは大きなやりがいです。

最新のプロジェクトマネジメント手法を学ぶため、海外留学制度でアメリカの大学へ。

旭化成には海外留学制度があり、入社以来ずっと興味を持っていました。今回担当していたプロジェクトが無事に安定稼働できたことで、ついにアメリカの大学への半年間の留学を決意。学ぶのは、体系的なプロジェクトマネジメント手法です。
旭化成は、オーナー側が建設や設計にも大きく関わりながらプロジェクトを推進していく「オーナーズエンジニアリング」を特徴としており、一人ひとりに高い技術とノウハウが蓄積されるがゆえに、個々の経験値を元に業務を進める風土があると感じています。そこで、海外での取り組みやプロジェクトマネジメント手法を広く学び、将来的にはそれを組織全体に還元しながら、海外でのプラント建設にも携わってみたいと考えています。
まだまだ業界的にみても女性のプラントエンジニアが少ないのが現状ですが、旭化成では労働時間や労働環境の管理などコンプライアンスが徹底しており、チームワークで協力しながら進める文化もあるので、ここなら長く働いていけると感じています。転職後に結婚したので、家庭も大切にしながらキャリアアップしていきたいですね。

INTERVIEW メンバーインタビュー02

夢だった海外工場での増設にチャレンジ。
若手に挑戦させる風土が、大きな成長につながっています。

プラントエンジニア 担当
※2016年キャリア入社

幅広い事業展開から、キャリアの広がりが感じられた旭化成へ。

前職は化学メーカーの九州にある工場で、7年半ほど計装の保全業務と一部設計業務に従事していました。かねてから海外案件に挑戦したいという想いがあったものの、なかなか叶わなかったことが転職を考え始めたきっかけです。
当時担当していた大きな仕事をやりきり、転職活動を始める中で出会ったのが旭化成。同じく化学メーカーでありながら、医療や住宅など幅広い事業を展開していること、自由闊達な風土で若いうちから挑戦できる風土であることから、キャリアが広がる可能性を感じ、入社を決意。勤務地の滋賀県は由縁のない土地でしたが、京都から30分圏内と交通の便もよく、程よくのんびりしていて暮らしやすいことから、妻も私もとても気に入っています。

入社後は、希望していた海外の仕事へ挑戦。

面接の時から「海外に行きたい」と希望を伝えていましたが、まさか、最初の仕事から、中国の工場増設を任せて貰えるとは想像もしていませんでした。まずは出張から始まり、約1年かけてプロジェクトを進め、最後の約2ヶ月間は現地に駐在して工場の立ち上げを行いました。向こうに行けば、計装担当は自分一人ですから、最初はプレッシャーもありましたが、今思い返すと本当に楽しかった記憶ばかり。周りのメンバーも気さくで馴染みやすかったですし、現地法人の方は日本語が堪能な方も多いので、語学的にも問題はありませんでした。時に自分で覚えた片言の中国語を駆使しながら、周りの人とコミュニケーションをとることも。このようにたくさんの壁を乗り越え、プロジェクトをやりきることができた時には、自分でも一皮むけたかなと実感。現在でも、特に守山地区では売上の伸びている製品を数多く生産していることから、工場の増設の機会が多く、成長するチャンスが多いと感じています。

年齢や社歴にかかわらず、裁量大きく仕事を任せていく風土。

入社して驚いたのは、社員の育て方です。前職では、上司の教育のもと失敗しないよう一つ一つ順番に習得していきましたが、旭化成の場合は、若手にどんどんチャンスを与え、自分自身で考えながら取り組んでいきます。だからこそ、成長が圧倒的に早いです。
例えば、工場内に並ぶ主要設備。これらも、設計から仕様書作成、発注業務、関連部署との調整、施工管理、立ち上げ、試運転まで、担当者が裁量を持って全て担当することも。これが可能なのも、社内の風通しが良く、上司に相談しやすい風土があるからこそだと思います。何か間違いがあれば指摘してくれますし、要所要所で上司の指導が入るので、心配することなく、挑戦できます。私自身もこれまでは既存の工場を担当していましたが、機会があれば、新しい製品の新規設備の立ち上げや、また海外の建設にも積極的にチャレンジしていきたいですね。

INTERVIEW メンバーインタビュー03

技術開発からのキャリアアップ。
「オーナーズ・エンジニアリング」にやりがいを感じています。

プラントエンジニア 担当
※2017年キャリア入社

化学メーカーでの経験を活かしてプラントエンジニアへ。

前職は化学メーカーで4年半ほど技術開発をしていました。元々は、大学で学んだ化学工学の知識を活かし、プラント建設に携わりたいとプラントエンジニアの仕事を希望していたのですが、一度配属された部署からの異動は難しく、転職を検討するように。同じ化学メーカーである旭化成について調べてみると、キャリア入社の方も多く活躍している点に魅力を感じました。また、「化学メーカーでの技術開発経験を活かして、プラントエンジニアの業務に挑戦していきたい」という私の希望を受け入れてくれたことも入社の決め手の1つです。
私自身、大学も仕事もずっと名古屋だったことから、最初は滋賀県に引っ越すことには不安もありました。しかし、給与や福利厚生、生活環境などを総合的に検討した結果、家族にとっても転職した方がプラスになりそうだという結論に。実際に住んでみると治安も良く、子育てをする環境としてもとても満足しています。

学びの多い恵まれた環境で、プラントエンジニアとしての一歩を踏み出しています。

旭化成は、施主でありながら工場・プラントなどの建設や、プロセスや生産設備の設計にも大きく踏み込む「オーナーズ・エンジニアリング」を特徴としています。ここで磨きあげた技術とノウハウによって、お客様のプラントの課題解決に貢献していくことを目指してビジネスを展開しているのが、グループ会社である旭化成エンジニアリング。
旭化成グループ全体のエンジニアリング技術に相乗効果をもたらすために、私は現在、この旭化成エンジニアリングに出向し、プラントの設計から調達、建設まで一通りの流れを経験させてもらっています。担当するのは旭化成グループのプラントから、地域に根付いた樹脂やケミカル・塗料メーカーなど、社外のお客様まで様々。手掛けられる設備も幅広いので、学びの多い非常に恵まれた環境だと思っています。

将来は数十億円規模のプロジェクトをマネジメントするのが目標。

入社後は、OJTで基礎を学んだ後、小さな案件から徐々に任せてもらっています。想像していた以上に電気、機械、化学など幅広い知識が求められるので、勉強の毎日。特に機器の選定や建設の部分は慣れないことも多かったため、社外との打ち合わせの仕方含め一通り丁寧に教えてもらい、一人で全体をコントロールできるようになってきています。
現在私が担当しているのは、新規の設計から調達、建設まで、全てを手掛けられるプロジェクト。「やりたい」と社内で手を挙げたところ任せてもらえることになり、チャレンジ精神を応援してくれる風土を実感しています。今はまだ勉強の日々ですが、いずれは数十億円規模の大きなプロジェクトをマネジメントしていけるようになるのが目標です。また、海外にも是非行ってみたいですね。

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