製造現場におけるDX推進の最前線、延岡拠点

DX領域における延岡拠点

旭化成発祥の地、延岡は旭化成グループの収益を支える数々の製品を製造するグループ最大の生産拠点です。6地区に20 以上の工場のほか、各工場で必要な電力・用役を賄う自家発電インフラも備え、密な一体運営が行われています。
この延岡拠点で、製造×DXの重要な役割を担っているのが、延岡情報技術グループ。デジタル共創本部の中で、製造・生産領域を担当するスマートファクトリー推進センターにおいて、DX推進を製造現場と一体となって進めていくことを目的に延岡拠点内に設立されました。
各工場では個別課題のほか、生産性向上、コスト削減、品質向上、人材不足などの様々な共通課題を多く抱えています。そのような全工場の共通課題に横断的に取り組み、全体最適視点で効率よくDXを推進し、さらにその取り組みや先進技術を全国の他拠点にも展開していく、重要な実証実験の場としての役割も担っています。「製造×DXの最前線で課題解決に挑みたい」「システムオーナーの立場で上流からIT化や業務改善を手掛けたい」といった意欲のある方には、これ以上ない環境です。

延岡拠点では製造領域や現場のニーズに合わせて、次のように様々なDXの取り組み事例がございます。
  • 紙文化からの脱却(帳票デジタル化)
  • データ有効活用に向けた製造データ活用基盤構築(デジタルデータの一元管理)
  • 原材料管理の高度化(RF-ID 利用による管理)
  • GHG 削減に向けた用役データ見える化
  • ドローン活用による業務効率化(自社水力発電所のスマート保安推進など)
  • スマートウォッチによるアラート監視
  • 転倒検知(一人作業の安全担保)
  • ロボット導入による操業自動化対応
  • 画像解析技術による撹拌作業の平準化

社員インタビュー

裁量権を持って、企画から導入までを一気通貫で実現できるシステムオーナー側へ。
いずれは海外工場のDX推進も手掛けたい。

デジタル共創本部
スマートファクトリー推進センター 延岡情報技術グループ
2022年キャリア入社 / 熊本県出身 / 30代後半

これまで東京・福岡のSIerやコンサルティングファームで経験を積んだ後、地元九州を代表するメーカーである旭化成に転職をしました。転職を決めた理由は、大きく2つあります。
1つ目はシステムオーナー側の立場で、経営にインパクトを与える業務改善やDX推進を手掛けたかったこと。前職のITコンサルタントではIT戦略を描くまでが業務の中心で、戦略導入後はユーザーの反応や効果が直接感じられなかったため、一気通貫で自ら考え、提案したものを最後まで実現していきたいという想いがありました。
旭化成では、担当工場の生産性や収益性を向上させるために裁量権を持って提案ができるため、私も入社1年目からペーパーレスと作業内容のリアルタイム共有の仕組みを導入するプロジェクトを推進して成功に導くことができました。生産性・収益性・安全性の向上といった様々な課題解決が実現でき、工場メンバーの喜ぶ姿を目の当たりにした時は大きなやりがいを感じる瞬間です。まずは延岡拠点で実績を残し、いずれは国内工場や海外工場でのDX推進も手掛けたいと考えています。

2つ目の転職理由は、ワークライフバランスの充実。延岡は自然豊かなので、ゴルフ、サーフィン、キャンプなどのアウトドア好きには最高の環境です。
前職では自分の担当プロジェクト以外に関わることはありませんでしたが、今は面白そうと思える仕事があったらどんどんチャレンジできるので、つい手を挙げ過ぎてしまうのが悩みどころ。最近結婚をしたので、今後はさらに仕事も家庭も大切に長く活躍していきたいと思っています。

担当工場の課題抽出や企画検討をゼロから担う。
新たな挑戦をし、多くの人に喜ばれるやりがい。

デジタル共創本部
スマートファクトリー推進センター 延岡情報技術グループ
2021年キャリア入社 / 福岡県出身 / 30代前半

前職はメーカー系のSIerでシステムの企画・開発から運用保守まで7年半経験しました。もっと良くしたいと思ってもお客様のご意向通りに動かなくてはならず、モヤモヤした想いを抱えることが多かったことから、システムオーナー側への転職を希望。旭化成は、ちょうどデジタル共創本部が新設されたタイミングで、DX戦略や取り組み内容がわかりやすく、裁量権を持って業務を進められる企業風土にも魅力を感じて入社を決めました。延岡への移住に対しては、もともと人混みは苦手なので、のんびりとした雰囲気が気に入ったこと。そして、(都会ほど)物価も高くないため生活費も抑えられ、暮らしやすい環境がとても気に入っています。

現在は、希望していた通りシステムオーナーとして、担当工場の課題抽出や企画検討を担当しています。自分の想いを実現できること、前例のないことでもチャレンジさせてもらえること、多くの人に影響を与える仕事にも携われることができ、大きなやりがいを感じています。入社2年目には新工場建設プロジェクトに参加し、DXを活用した全く新しいコンセプトの工場を立案。建築、機械、電気、計装など各分野のプロフェッショナルと同じ目的に向かって協調しながら新しい工場を考えるという貴重な機会が得られ、見識が大きく広がったと感じています。
またDX企画の検討・実施にあたっては、工場長とも直接会話することから高い視座を養うこともでき、将来的には会社全体のIT戦略/構想の検討・立案を行っていくような人財を目指しています。

延岡の暮らし

延岡市について

宮崎県の北部に位置し、大分県にも隣接する延岡市。
延岡駅には特急列車が停まり、宮崎空港はもちろん、福岡県や大分県からも乗り換えなしでアクセスが可能です。
駅前にはカフェも併設された複合施設、郊外には大型ショッピングモールもあります。

太平洋に面した延岡市の気候は温暖で過ごしやすく、快晴日数・日照時間の多さは全国トップクラス。
自然環境にも恵まれ、サーフィン、釣り、登山、ゴルフなど様々なアウトドアを楽しむことができます。食の豊かさも特徴で伊勢海老や鮎、椎茸など海・山・川の幸を楽しめるほか、ソウルフードとしてチキン南蛮や延岡辛麺も有名です。

生活環境

  • 住環境

    住宅購入や賃貸家賃は安価で、暮らしやすい環境が整っています。
    延岡市へ移住した方で住宅を購入した方に補助金を交付する「移住・子育て住まい支援事業」、子育て世帯の家賃の一部を補助する「移住子育て家賃補助」、住宅をリフォームする方のための「仕事と暮らし応援リフォーム商品券」などがあります。

  • 充実の子育て環境

    共働きでも安心の保育環境が整っています。
    経済的支援や伴走型相談支援を一体として行う「出産・子育て応援交付金事業」、放課後児童クラブ、保護者の方が一時的に保育困難になった際の一時預かり施設、延長保育や病後児保育などの制度があります。

  • 医療

    医療面でも子育て支援を拡充しています。
    「延岡市子ども医療費助成制度」は助成対象を18歳に引き上げ、子どもを安心して産み育てられる環境を整備。また延岡市では、全国の市町村で初めて「地域医療を守る条例」を制定し、地域医療体制の構築や健康寿命の推進にも積極的に取り組んでいます。

※延岡市の補助金や制度については公式ホームページにて詳細をご確認ください。

アクセス

主要都市から宮崎空港までの所要時間
  • 羽田空港から約1時間30分
  • 伊丹空港から約1時間
  • 福岡空港から約40分
延岡から九州主要拠点へのアクセス
  • 宮崎市まで車で約1時間15分
  • 大分市まで車で約1時間30分
  • 熊本市まで車で約2時間30分

その他の社員インタビュー

各社員の仕事に対する想いややりがい、仕事内容、
入社理由などをインタビュー形式でご紹介します。

  • 【キャリア入社者×面接官対談】IT統括部 戦略・企画グループ
  • 【キャリア入社者×面接官対談】DX経営推進センター DX推進部
  • 【キャリア入社者×面接官対談】DX経営推進センター 共創戦略推進部
  • IT統括部
  • インフォマティクス推進センター
  • スマートファクトリー推進センター
  • CXトランスフォーメーション推進センター
  • 共創戦略推進部
  • 製造現場におけるDX推進の最前線、延岡拠点

採用情報

募集要項や選考プロセス、よくあるご質問など、
デジタル共創本部の採用に関する情報をご案内。