キャリア入社者×面接官対談
DX経営推進センター 共創戦略推進部
- キャリア入社者
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Rさん(30代)
- DX経営推進センター 共創戦略推進部 共創デザイングループ
- 2022年キャリア入社(前職:電機メーカー)
- 面接官
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Nさん(40代)
- DX経営推進センター 共創戦略推進部 部長
- 2002年新卒入社
DXに対する自分の強い想いを、これほど語ることができたのは初めての経験
二次面接の面接官としてNさんにお会いしたのですが、最初は「若い」と驚いたのを覚えています。私はこれまで製造業で品質保証やカスタマーサービスをしてきたこともあり、上司は経験豊富な50代以上の方ばかり。でもNさんは40代と若くスマートで、話を親身に聞いてくださったので、とても話しやすかったですね。
他社の面接を受けた時は雰囲気が堅くて、自分の伝えたいことをうまく伝えられませんでしたが、旭化成では緊張することなく、自然体で話すことができました。むしろ熱が入り過ぎてしまって、質問に対して回答が長くなってしまいましたが、Nさんは丁寧に耳を傾けてくれました。私はDXは社会変革であり、実現することで社会全体の貢献にも繋がると考えています。社会のリソースが限られている中、DXを推進することでもっと効果的・効率的にリソースを活用できるようにしていきたい。面接ではそんな想いを伝えたところ、強く共感してくれたことが嬉しかったです。
前職でDX関連の仕事に4年間携わってきましたが、ここまで自然体で自分のDXに対する想いを語れたのは初めての経験でした。面接が終わった時には、とにかく楽しくて、この方と一緒に仕事がしたいと強く思いました。
DXを通じて社会全体を良くしていきたいという想いで意気投合
書類を拝見した段階で、DXに対する課題意識と学びの意識が強いことが伝わってきましたが、実際にお会いした時の最初の一言二言で、すぐに「強い想いがある方」という印象を受けました。
会話で記憶に残っていることの1つ目は、変化の激しい時代の中で成長していきたいという意欲が高かったこと。2つ目は、旭化成の「共創」に通ずるコミュニケーションの大切さを語ってくれたこと。そして3つ目は、社会に貢献したいという想いが強かったことです。現場への貢献や自身の成長も大事ですが、ひいては会社や日本、社会全体を良くしていきたいと自ら言ってくれたことが、本当に嬉しかったですね。私自身も海外拠点で働く中で、旭化成の化学メーカーとしてのポテンシャルや社会貢献できる事業分野を持っていることを強く意識するようになり、共に実現していく仲間を増やしていきたいと考えています。だからこそ、社会貢献への想いがあるかどうか重視しており、Rさんとはその点でも共感し合えました。
もちろん面接ではそれだけでなく、これまでの経験や素質、人柄、質問に対してロジカルに回答いただけるかなどを総合的に判断しています。最終的には、この人と一緒に仕事がしたいと思えるか、チームメンバーと一緒に働けそうかという点も考慮した結果、新しい刺激になってくれると考え、合格となりました。
データドリブンの経営を実現する、経営高度化プロジェクトを担当
現在は、経営高度化のプロジェクトを担当しています。経営のDXを目指して、人事・生産・販売など経営にかかわる各分野のデータをつなぎ、見える化することで、業務の効率化を図ると同時にデータドリブンの経営を実現することが目的です。期間的には非常に長いプロジェクトになりますが、いくつかのマイルストーンを置き、まずドキュメントをデータ化し、次に見える化できた部分を繋ぎ、最終的にデータ活用するまで、大きく3つのフェーズに分けて取り組んでいます。
私たちのチームでは、デザイン思考とアジャイル開発を大切にしていますので、優先順位の高いところから取り組みながらも、常に改善を繰り返していく終わりのない仕事とも言えます。現在私が取り組んでいるのも、去年から取り組んで本番稼働したプロジェクトを改善していく業務。現場と経営に寄り添いながら導入後の課題を見つけて改善していく必要があるので、各事業本部と経営の両面で深く理解していくことが重要になります。
入社後に驚いたのは、部署のメンバーが非常にアクティブで、学習意欲がある人が多いことです。自発的に勉強会が開かれ、競い合うように新しい技術や知識を吸収しているので、良い刺激を受けています。
相手の良さを知ること、誤解のないよう伝えることを意識しています
面接は1対1の会話なので、お互いにリラックスして良さが出せるような雰囲気を作りたいと思っています。「この人の良いところを知りたい」という強い気持ちがベースにあるので、自然とそうなっているのかもしれません。意識しているのは、誤解がないように伝えるということです。旭化成の情報を調べていただいて、皆さん良い面を取り上げてくださいますが、一方で泥臭い面などもあるので、誤解のないよう正直にお伝えしたいと思っています。
入社後の受け入れ体制においては、まず社内の雰囲気や活動に慣れてもらいたいという考えから、色々なテーマの打ち合わせに出ていただいています。先日も事業部のメンバーと一緒に開催した、お客様の視点に立って課題解決のアイデアを出すというデザイン思考のワークショップにRさんも参加。現場にはない視点で物怖じすることなく意見を出し、雰囲気づくりにも貢献してくれました。
基本的にはリモートワークが中心なので、オンライン会議や人が集まる場に出て、顔と名前を覚えていくことが働きやすさにもつながると思います。私とは、定期的な面談や1 on 1ミーティングを実施しているほか、普段から相談できる体制も作っています。
旭化成への転職を考えておられる方へのメッセージ
日本の製造業の競争力をもっと向上させていきたいという志を持った方は、ぜひ旭化成にチャレンジしてみてください。DXを掲げている企業は大企業から中小企業までたくさんありますが、やはり早く取り組むことが大切になります。それができるのが、旭化成のデジタル共創本部です。自分の知識とアイデアを使ってDXを推進していきたいという方をお待ちしています。
社会貢献という意味では、世界は一つです。日本だけでなく、アジア、グローバルにも貢献していきたいという気持ちのある方は、ぜひ旭化成の扉を叩いてください。旭化成では「共創」を大切にしています。一人でできること、一社でできることは限られていますが、「共創」することで、様々な境界を超えて新しい挑戦ができる環境です。デジタル中心で取り組んで来られた方も多いかもしれませんが、デジタルに“モノづくり”を掛け合わせることで、そのポテンシャルは大きく広がっていきます。今後サプライチェーンをつなげていくことを考えると、化学メーカーとして上流から下流まで、さらには住宅領域やヘルスケア領域まで、幅広い事業領域を持つ旭化成だからできることがある。ぜひ今後もRさんのように、様々な分野での経験があり、新たな知見を持った方を積極的にお迎えしたいと思っています。
その他の社員インタビュー
各社員の仕事に対する想いややりがい、仕事内容、
入社理由などをインタビュー形式でご紹介します。