キャリア入社者×面接官対談
DX経営推進センター DX推進部
- キャリア入社者
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Oさん(40代)
- DX経営推進センター DX推進部
- 2021年キャリア入社(前職:SIer)
- 面接官
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Tさん(50代)
- DX経営推進センター DX推進部 部長
- 1993年新卒入社
私の人生に寄り添って一緒に考えてくれた、Tさんの人柄が入社の決め手に
面接で驚いたのは、冒頭から「旭化成のいいところも悪いところも全てお伝えしますので、何でも質問してください」と言われたことです。折角なので私も「どんな業務内容か」「どんな組織か」「どんなビジョンか」「今までどんなことに苦労されて、どんなことにやりがいを感じているのか」など、色々と聞かせていただきました。その時Tさんは資料を用意してくださっていて、写真付きで一緒に働くメンバーや簡単なプロジェクト内容を紹介してくれたのが印象的でした。あとは面接の合間に聞いたTさんの住宅営業時代の話やプライベートでの交友関係の話も面白かったですね。DXにおいて社内だけだと発想に限界がありますが、その点でTさんの仕事以外を含めた交友関係の広さには憧れるものがあります。
最終的に旭化成に入社を決めたのは、多彩な事業展開や暮らしに近い商材に魅力を感じたこともありますが、Tさんの人柄も大きかったです。他社の面接では「あなたはうちで何ができるのか」という質問が中心で、その会社目線で利益を大切にしている印象でしたが、Tさんは、この転職が私の人生にとって最善の選択なのかを一緒に考え、最後は「Oさんにとって、悔いがないように会社を選んでください」と言ってくれました。
大切にしているのは、候補者側にも当社を選んでいただきたいというスタンス
私はDXに携わる前、住宅事業部で長く働いていたのですが、営業としての慣習から面接にあたっては、事前に書類を読んだ上で、候補者一人ひとりに合わせてシナリオを作り臨んでいます。Oさんの書類から感じたのは、実直で向上心があり、家族への想いが強い方だということ。面接でも「前職は経営管理に関わる仕事でやりがいはあったが、仕事内容を家族に説明しづらかった。もっと生活に近いものに携わり、子どもに『パパが作ったんだよ』と話したい」という明確な夢を語っていたことが印象的で、ぜひこの方と一緒に働きたいし、その夢を私も応援したいと思いました。
住宅営業時代に大切にしていたのは、家を「売る」というスタンスではなく、お客様にとっての「判断材料」を相手にわかる形で提供するということ。これは面接においても同じで、旭化成の良いところも悪いところも全部お見せして、ご質問に正直に伝えることで、相手に選んでいただくというスタンスを大事にしています。Oさんのご経歴を見れば、どの企業でも欲しがる優秀な人財であることは十分に分かりましたので、当社を選んでいただくためにも、冒頭から「何でも質問してください」とお伝えしました。
部署を超えて風通しが良く、若手もベテランも多くのチャンスが得られる環境
現在は主に3つのプロジェクトに携わっていて、それぞれ関わり方は様々ですが、主に企画から推進支援、システム設計などを手掛けています。具体的なテーマは、1つ目が繊維系のプロジェクト。前職で培ってきたERPの経験を活かして、旭化成全体でERPの移行を進めています。トータルで約3年、何十億円というプロジェクト予算で、今は社内メンバーが中心に進めているフェーズですが、今後は社外を含めて100名を超える規模に拡大していく計画です。2つ目は住宅系のアフターサービスを改善するプロジェクト、3つ目が救命救急医療で使われる除細動器に関わるサービスをアップグレードするヘルスケア領域のプロジェクトになります。
入社後にいい意味でギャップを感じたのは、想像以上に風通しの良い会社だということ。 大企業なので、縦割りの人間関係なのではと思いましたが、実際は部署を超えて距離が近く、お互いに「さん」付けで呼び合う文化。社内では発表し合う機会が多く、若手からベテランまで社員全員が学びをもらえる環境であることを実感しています。もう1つのギャップは、最先端の仕組みを導入している部分もあれば、数十年前の仕組みが色濃く残っている部分もあるということ。ポジティブに言い換えれば、伸び代でもあるので、私も力を発揮していきたいと思っています。
会社選びでも仕事をする上でも「家族ファースト」を大事にして欲しい
面接でOさんにもお伝えしましたが、仕事をするのは人生の一部であり、自分の幸せだけでなく家族の幸せの代表者でもあるからこそ、「家族ファースト」で決断して欲しいというのが私の考えです。それは入社後も同様で、子どもの都合で何かあったときに「すみません」と言う方もいますが、私は「すみませんは、いらないよ」と伝えています。あくまで仕事は人生の一部ですから、自分のことだけでなく、家族全員のことを大切にして欲しい。「家族ファースト」でやるべきことをやって、残りの時間で会社に求められる仕事と自己成長に取り組んでいって欲しいと考えています。
私の中での「幸せになれるルール」は、「自分は自分を幸せにできないけれど、自分は他人を幸せにできる」というものです。周りの人を徹底的に幸せにすると、そのうちの何人かは幸せを返してくれる。そうやって世の中は回っているので、家族を幸せにできない人は、社会、ひいては自分を幸せにできないと私は考えています。これは旭化成全体での考えに通じるものがあって、従業員やその家族を大事にする会社です。
あと、選考において重視しているのは、「現物」を見てもらうこと。Oさんにも選考途中で田町のオフィスに足を運んでいただきましたが、一緒に働く同僚と会って、自分の目で確かめて、納得した上で選んでもらいたいという点にこだわっています。
旭化成への転職を考えておられる方へのメッセージ
私は今入社して1年ですが、旭化成を選んで良かったと心から思っています。面接で聞いていた話には全く嘘がなく、入社動機である暮らしに近い事業でDXの仕事ができています。DXで新しい取り組みをする上では、経営層まで同じ想いを持って取り組むことが重要になりますが、旭化成は本気でDXに取り組んでいるので、その点でもDXのプロジェクトが進めやすい環境だと感じています。Tさんの話にもあるように家族を大事にしながら、長く働き続けられる会社ですので、応募を迷われている方は、まず一度話を聞きにきて欲しいですね。面接でさらに魅力を感じてもらえるはずです。
ぜひ自分の目で一度、旭化成という会社を見ていただきたいと思っています。マテリアル・住宅・ヘルスケア、BtoBからBtoCまで色々な事業を展開し、それらをデジタルの力で繋げることで、社会を、そして世界を変えていくことに本気で取り組んでいる会社です。ぜひそれを見ていただき、魅力を感じていただけましたら、一緒に働きましょう!
その他の社員インタビュー
各社員の仕事に対する想いややりがい、仕事内容、
入社理由などをインタビュー形式でご紹介します。