WITH TEAM 仕事と社員インタビュー

荒川 昌子

中空糸膜モジュールの製造工程における品質向上に携わる

子どものころ、旭化成のスポンサーによる情報クイズ番組を毎週楽しく見ていました。CMで流れる「旭化成は考えます。今、何が必要かを。」というフレーズに心ひかれたことを覚えています。そして今、子どものころCMでよく紹介されていた製品を自分で手がけることになったのも、何かの縁と感じています。私は入社以来、一貫してマイクローザ(液体の分離=膜ろ過を行う中空糸膜)の工場で中空糸膜モジュールの製造工程における品質向上に携わっています。マイクローザ工場では、大量の水処理やMBR(膜分離活性汚泥法)のほか、濃縮・精製・超純水などさまざまな用途で使用される中空糸膜モジュールを製造しています。高専時代の卒業研究では紙の細孔構造を研究していたため、学問としては似ている部分もあると思います。しかし、実際には、ほとんどの知識は入社してから習得しました。モノづくりは、現場で見て学び、やって学ぶことが多いのです。

自分らしく伸び伸びと仕事すればいい

マイクローザは、特殊な繊維を中空糸状の膜にしたもので、膜の連続した組織の間にある孔や分子配列のすきまを利用して液体の分離操作(膜ろ過)を行います。対象となる物質の粒子の大きさにあわせ、MF(精密ろ過膜)とUF(限外ろ過膜)の2種類の中空糸膜があります。膜に空いた孔の孔径や形状の均等性がマイクローザならではの特長ですが、これを安定的に実現するためには高度な技術が不可欠であり、徹底した管理と日々の改善が求められます。問題があるとすれば工程のどこなのか、観察し、情報を見つけることが大切だと感じています。「ここを改めればよいのでは」という自分の提案が採用され、それによって実際に製品の品質が改善されたときはうれしいですね。私が就職した当時は、女性は珍しく、工場の中でどのように仕事に関わっていけばよいのか思い悩むことも多々ありました。しかし、上司の「自分らしく伸び伸びと仕事すればいいよ」という一言で、目の前が明るくなり前向きに考えられるようになりました。それまで、現場の男性社員と同じことをしよう(しなくてはいけない)と思っていたのですが、「自分にできないことは仲間に任せる。そして私は得意な解析技術の分野を活かして仕事を発展させよう」と考えられるようになりました。それぞれの個人の持ち味を活かし、皆がお互いに認め合って自分らしく仕事ができる。そんな今の職場だからこそ成長してこれたと思います。

多くの人とかかわりながら一つの製品をつくりあげる喜び

この仕事は、お客さまと直接関わる機会はありませんが、工程の改善により収率を改善したり現場作業を効率化することができます。そんなときに、仲間と達成感や喜びを共有することができる。この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間です。当社に限らず、モノづくりの醍醐味は、多くの人がかかわりながら一つの製品をつくりあげること。その点で、旭化成はチームワークもよくお互いに協力して仕事ができる雰囲気があります。また、女性が働きやすい職場でもあります。私は、出産・育児のために産休・育休を2度取得しました。復職の際には、仕事と育児の両立ができるかどうか不安に感じたこともありました。長時間の残業ができないなど、時間的な制限がありますが、職場の同僚や上司からはいろいろと配慮してもらっており、助かっています。旭化成は、女性が結婚後も安心して仕事を続けることができる会社だと感じます。今後も技術者として、母として、やりがいをもってこの仕事に取り組んでいきたいです。

5:30
起床
着替え、朝の支度。
6:00
朝食
長男、次男を起こし、朝食と片づけ。
6:50
通勤
登校する子供達と一緒に家を出る。
8:00
始業
現場の紡糸ミーティングに参加後、午前中の業務。
12:00
昼食
職場の人と一緒に支社食堂で昼食。
13:00
午後の業務
17:00
終業
家で留守番している子供に「帰るよ〜
と電話。途中でスーパーに寄って買い物。
18:00
帰宅
夕食の準備(時間を掛けられないのでいつもメニューに困っています)。
19:15
夕食
20:00
夕食の片づけをしながら、子供の宿題や学校準備を確認
忙しい!時間に追われて、子供達の話をあまり聞いてあげられないのが悩みです。
21:00
入浴、洗濯、掃除、明日の支度など
平日はテレビを見る暇もないので、見たい番組は録画しておき週末に見る。
23:00
就寝
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