AsahiKASEI

Recruitment 2018

経理・財務 シリカモンマース チャニサー

財務部 海外企画グループ
商学研究科卒 修士 2013年入社

国境を越えて挑戦できる会社

タイ人は姓名とは別に、両親につけてもらった半ば公式なニックネームがある。シリカモンマース・チャニサーも、ベルという愛称を持ち、旭化成の社内でも「ベルちゃん」で通っている。
ベルが日本語の勉強を始めたのは、高校の時。それからタイではトップと言われる名門大学で会計学を学び、日本の語学学校への留学とバンコクでの就職をそれぞれ1年間挟み、最終的には東京の大学院で国際マーケティングを専攻した。そんなベルの通訳としても通用しそうな日本語力と今までに習得したビジネスの専門スキルは多くの企業に歓迎され、就職活動では大手有名企業7社から内定を獲得。そのなかのひとつが旭化成。ダントツの第一志望だったと言う。セミナーに参加し、グローバル化をこれから本格化させようとしていることを知り、自分が一番挑戦できる会社であると考えたからだ。それに加えて、伝わってくる社風のなかに暖かさを感じ取れたことも大きかった。

毎日が国際投資案件の最前線

1年目は財務部の外為管理グループで為替予約のリスクヘッジ業務を担当した。この業務は、本人の弁によるとOJTで自社のビジネスや業界についての理解を深める本格的なビジネスパーソンへの助走期間だそうだ。確かに2年目に同じ財務部のなかで海外企画グループに異動してからの業務は、責任の大きさが飛躍的に膨らんだ。その一つは、旭化成の海外の子会社が新たに銀行などから設備投資などのための資金調達をする場合に、親会社である旭化成による債務保証を付与していくための手続き業務である。もう一つは、海外子会社の資金調達そのものの立案と実行だ。どこの国のどの銀行からどの通貨で借りるのが最善か、現地企業と一体となって動いていく業務である。銀行との融資交渉にも同席する。財務や国際金融について新たに学ぶ苦労は多かったが、海外事業の成否を大きく左右する重要な役割を任されていることにベルは充実感を覚えた。
「社内のビジネスに関する最新の機密情報が真っ先に耳に入ってくるポジションですから、毎日が刺激的なのは言うまでもありません」

最適な資金調達がプロジェクト成功の鍵

資金調達において、どの借入期間・どんな内容の返済スケジュールが借入会社の状況として適切なのか、どうすればリーズナブルな金利条件で調達できるのか、考慮すべき事項は多岐に渡る。ベルは先ごろ、母国であるタイに子会社が工場を建設するプロジェクトの資金調達計画担当として、現地企業が納得でき、かつ銀行側も許容し得る資金調達計画を、現地企業の社長や経理責任者との密なコミュニケーションのなかで一緒に作り上げた。金利条件に関しても、タイバーツ建てでの大規模な設備資金の調達は社内で参考となる事例が少なく、銀行交渉のベースとなった金利指標と現地金融マーケット状況についてベルが調査したデータが元になった。金融知識もタイ市場への理解も活かせて、未知への挑戦に充実感を覚えたという。また、銀行との条件交渉の際にも現地に足を運んで旭化成グループ財務のグローバルヘッドとして同席し、条件交渉に取り組んだ。その他にも借入契約のチェックや現地での借入実務についての調整も行うなど、ベルの責任範囲は広い。当時を振り返ってベルは言う。
「調達方針計画から借入実行まで調達プロジェクトを現地企業と共に取り組めることに対してとてもやりがいを感じていました」
最終的に、ベルたちの努力の結果、返済計画や金利水準などにおいて当社希望通りの借入条件を引き出すことに成功した。こうしたベルの尽力は、融資契約の締結後にささやかながら報われた。
「現地の社長から、今回は良い調達ができた。本当にありがとう、というメールが届いたのです。共に苦労をして得た絆を感じ、心から嬉しかったですね」

社内文化も国際色豊かにしたい

会計基準がある会計業務と異なり、財務にはその時点で何が正解であるかは分からない。ベルは、より合理性的な判断ができる財務エキスパートを目指し、今もスキルアップを怠っていない。グローバル化が着実に進む今、自分の出番はもっと増えていくと期待を膨らませている。
その一方で、さまざまな国籍を持った社員が増えながら、彼らや彼女らの国の文化を知る機会が意外に少ないことに気付いた。そこで、ベルはまずは自分から行動を起こそうと考え、タイ文化を社内に紹介することを思い立った。既にこれまでに2回、昼休みの1時間を使って自らタイ文化セミナーを開催。1回目はタイ料理や調理方法に基づいた呼び名を紹介。2回目はタイのお勧めの観光地を案内した。いずれの回も30人前後の参加者が集まり、盛況だった。入社から3年近くが経過し、ベルは次のように語る。
「かけがえのない友人もたくさんでき、入社前よりもさらに、心から旭化成のグローバル化に貢献したいと考えるようになりました」

休日の過ごし方

旅行が趣味なので、まとまった休日が取れれば日本国内も海外もよく出かけます。東京や日本国内のさまざまな下町を散歩したり静かな神社を参拝したりするなど、観光客が足を運ばないような場所を当てもなく訪れるのが好きです。

1日の流れ

出社、ニュース・メールチェック

調達検討資料の作成

海外企画グループ内で調達検討の打ち合わせ

昼食

旭化成グループの事業会社との打ち合わせ

情報収集・資料作成

金融機関との面談

財務・資金調達の社内からの問い合わせ対応

債務保証関連の作成・準備

退社

想いを貫く現場からOur Employees

事務職の社員

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